#008 ささ舟に帆を立てて
ひとまずふた月近くは続いていて、意外となんとかなるもんだなぁと額の冷や汗を拭っております。ブログ。
一番最初のブログで述べたとおり文章の練習のために始めたのですが、その他にもっと広いテーマとして「いい加減ルーティーンから外れた方がいい」というのもきっかけとしてありました。
そんなに長くはならない(御大層な話じゃない)だろうけど、この辺のことも明文化しておいていいかもしれない。
今日の記事はボンヤリした自己分析っぽい日記です。
完全に自分向け。
(#007の続きは来週に回します。)
端的に言うと動機が欲しかったのです。
「やろうと思って手をつけないでいたこと」と「やるつもりもなかったこと」に乗り出すための、最後の一押しというか。そういう奴です。
今までのたった数週間分の記事を振り返るだけでも自覚させられますが、私は実に慎重、というか臆病なようで。
「かもしれない」を多用する。頻繁に注釈を入れる。注意書きが多い。
表現のムダな部分を削りきれないのも、口語的なニュアンスを削ぐことで意図しない印象を与えたくないから。
ミスとエラー、両方の意味で誤りを生じさせたくない。完璧主義的な指向とも言えます。
アクセス回数を稼ぐ気のない完全な自分向けの気ままな辺境ブログでさえこの有様なので、ええ、広い意味でも迷ったり恐れたりで「結局やらない」をたくさん積み上げてしまっています。
気がつくとミニマルにシンプルに閉じてしまう日常生活に「今週のブログ何書こうかな」を課すことで、手近な所で言えば積んでたゲームやろうかなとか、話題作りに何か始めようかなとか、そういうちょっとした変化を起こせたら良いなと。
何もしないにしろ、少なくともアタマの中にあるモロモロを言葉にするための考え事はすることになるので、せめて最低限の活動量は確保できるなと。
なんでもかんでもやってみようって人、憧れます。常になんでも勉強してるとか。海外に飛び出すとか。好きなものをこだわって作るとか。
そう成れたらいいなぁとは思うのですが、やはり簡単にはいきませんね。
「とりあえず最初の一歩を踏み出せよ」という局面で、空振りを恐れて後回しにしてしまったり。ままある。
あれやこれやとジャカジャカ載せるには少々手狭で、扱いようによってはすぐ傷んでしまう。自身は小ぶりな舟のようなものです。
ただ最近になって少しずつ、本当に少しずつですが荷を選べば載せて進めるようになってきた……のかもしれない。
その証拠にブログと同時期くらいに始めたものごと、結構続いているので……。
もしかしたらようやく出航できるくらいには強化できたのかもしれない、とささやかな自信を胸の内にしまっておきます。
あんまり卑屈になっちゃうのもアレですが、他の方とは全然スケールが違うことだろうと思います。
でもまあ、ソトから見たら【碇泊】であろうと、こっちはヒイコラ言ってたどり着いた【航海】の只中なので、多少は己を誉めてやった方がいいか。
さっくり短めですが今回はここまで。
さて次週は何を書こうか。