#032 いそがしい
随筆とは書きたいことを思うまま、思うさま筆を走らせ徒然に書きつけるものであるという。
ならば、ここ暫くずっと思っていることをバシッと書いてやろう。
ここで私が言いたいことといったらひとつである。
忙しい。
ここんとこ滅法忙しい。とにもかくにも忙しい。耳から忙しさがはみ出てくるほど忙しい。
数週間ずっと新しいことにロクに手を出せなくて、よってブログの記事が三週に渡って「既に知っていること」に終始した。「最近あったこと・知ったこと」じゃなくて。
年の初めに「新しいことをやっていきたいなあ、かしこ」などと画策していたのに(#018)これじゃあ目標達成はおろかスタートラインにすら立てていないんじゃないかと途方に暮れる。
なんせ忙しい。平日はクタクタになって帰ってきて(特にこの二週間は連日深夜帰宅)何一つやれたもんじゃない。休日は心身の回復に努めているため(≒惰眠)趣味をやろうという段階にまで悲しいかな到達できない。エネルギーがFに近くならないと手間のかかる趣味にとりかかれない体質なもんで、つまり半分以下~Eの間をフラフラしている今日日は積みゲー消化も、読書も、遠出も、創作も、まあ出来ねぇのである。
休みだ、休みをくれ。二週間でいいから!
孤島に引きこもらせていただきたいよ、私は。
そもそも人間社会に異動ってもんがあるからいけない。
いや、異動ってもんは百歩譲ってあってもよろしい。しかし時期がよろしくない。
4月1日! 4月1日だぞ!
年度末~年度初めに繁忙期のピークを迎える業種であるため、この時期に「知らねぇ仕事をやる」のと「仕事を知らねぇ人が来る」はとかく大ダメージである。ちょっと考えれば分かる。分かるのに、何故だか動かすのである。人間は不条理である。そんなに春が好きなのかしら。新芽の季節が。私はそんなに好きじゃない。何故ってこういう人間社会大転換イベントがあるから。あと花粉もあるから。春はほんとロクなことがない。冬が好き。ずっと冬のままがよかった。
まぁ、今回は折悪く、自分が別の部署に異動して、後任に畑違いの人がやってきて、どっちの仕事も今が繁忙の山場の九合目だった。デス労働運命の歯車が偶然にもきれいに噛み合ってしまったという顛末だ。デス労働運命って何だよ。言いたいことは分かるけど。
そんな非合理と理不尽とひとさじの諦めをはちきれんばかりに胸に抱いて、深夜になってようやく帰って来られたこの花金(もう日付は変わって土曜日)に、こんな文章をダカダカ打っているという訳だ。
多分なんかのタガが外れちゃってる状態。
流石にこんな無茶労働を延々と続けるつもりはないぞ。最近よく取り沙汰されるサスティナビリティという奴、あれが肝要だ。持続できるようにギアの入れ方を考えなければいけない。今は燃料も耐用年数も考えずにアクセルベタ踏みである。
流石にここのところ己の随所から発信される危険信号が目についてきた。
楽しいことに注ぐエネルギーを確保できないのはとりわけ大問題である。早急に解決せねばなるまい。
過労は身体と精神いずれにも毒である。
趣味に割く時間と体力と根性がない、あるいは最近夢見が悪い、あちこちのささくれの予後が軒並みよくない、等々、この辺で済んでいるうちに手を打ってしまいたいのだ。
眠い。
吐き出して落ち着いたらようやく眠くなってきた。
何も考えずに書いたこの記事、後で読み返したらどうなるだろう。あえて推敲せずに後で客観視してみるか。
疲れた脳から出力を行うとどうなるか、のいい例になるだろう。
あるいはこれほどまでに疲れてはいけない、の指標にしてもよい。
よくない。私はさっさと帰って寝たい。あと遊びたい。
話がループするのでこの辺で一旦切り上げよう。
同じことを繰り返すのは割とマジで参っている証左だ。気をつけようね。
じゃあ今日は寝ます。
【記事公開直前の追記@日曜】
割とダメそうな文章が書けていたので記念に残しておこう。
比較的通常状態に戻った今でもコレ↑に近いものしか書けないんじゃないかという懸念があるので深追いはしない……。
では、また次の日曜に。