#049 たのしい初見デモンズソウル(壱)
PS5タイトルを遊ぶぞ!
という意気込みで、ようやくDemon's Souls(PS5リメイク)をプレイしております。
リメイク前の本家デモンズソウルはプレイしたことがなく、なおかつプレイ動画なども出来る限り見ないように努めてきたので2021年にあって完全初見のプレイヤーであります。レアだね!
アクションゲームは下手の横好きであるため、クリアしてから記事を書くとなるといつまでたってもアップできない気がするので、区切りの良さそうなところで何回かに分けてプレイ感想を書いてゆこうと思います。
ちなみに初見であるとともにフロムゲー自体が初めてで、生まれたての小鹿状態でおっかなびっくり戦っておりますので、進行は極めてゆっくりになりそうです。
完走できれば嬉しいな~くらいの気持ちでやってゆきます。
よろしくお願いします。
という訳で、今日は『ボーレタリア王城①、②』『ストーンファング坑道①』までのプレイ記をお送りします。
楽しい!
エキサイティング! な面白さとは違い、ジワ~ッと脳内で「このゲームもっとやりてぇわ」って成分(?)が滲み出てくるような感覚。
クセになる面白さです。
フロムゲー、とりわけソウルシリーズについては「初心者が裸足で逃げ出すほどとんでもなく難しいぞ!」と夜な夜な既プレイヤーの猛者たちから聞かされて育ったので、いたいけな初心者ゲーマーから見たデモンズソウルは“死地”そのものでした。
まぁでも折角PS5を手に入れたんだし、クリアできなくとも一回くらいチャレンジしたってバチは当たらんだろう……といった期待半分諦め半分の境地で手を出した次第です。
ちなみに本体とセットで買ったのですが、ガレリア欲を抑えきれずにそちらを優先した(#044、#046、#047)ため結果として着手が8月にズレ込みました。仕方ないね。DRPGからしか得られない栄養に餓えてたからね。
【意外に初心者にもやさしい?】
結論から言うと、意外といけた。
思った以上にチュートリアルがちゃんとしていました。
まだまだ初心者に毛が生えた程度のにわかプレイヤーですが、ファランクスを倒せればとりあえず半人前くらいにはなれる感じです。
神殿までの道で基本操作を教え、拡散の尖兵で死にゲーの絶望と見事なデカ尻を見せつけ、ボーレタリア王城①でデモンズ世界を生き抜く術を順序だてて教えてくれる。
素晴らしい設計です。
侮りがたしフロムソフトウェア。
私と同じようにフロムゲー童貞の方がいらっしゃったら、目安として
3Dのマリオが遊べれば問題ない!
とお伝えしておきます。
あとはトライアンドエラーに耐えられる精神、あるいは多少のロストに狼狽えない胆力があればなお良し。
それぐらいのウデがあればなんとかなるように設計されています。親切だね!
なお、初見殺しギミックもちょくちょく存在するので、私と同じように出来る限り事前情報を断って飛び込んでください。
「そんなん知らんがな!」ってギミックで殺ってくれます。心折だね!
【ボーレタリア王城①、至高のチュートリアル】
ここで5回くらい死んだあたりで「ハァ~何が楽しいんだこのゲーム」となりますが、それでもコントローラーを投げるほどではない、もうちょっと先まで見てからやめよう……と思わせてくる絶妙な匙加減が素晴らしい。
ちょっと先まで進んだ後に薬草集めでここを訪れると、初見のときとは比べ物にならないくらいサクサクと進めるんですよ。
成長を感じる。楽しい。
それもそのはず、
・ちゃんとガードしよう
・一対一に持ち込もう
・パリィは強いぞ
・やべーやつは後回しにしよう
・樽は危ないぞ
・物陰も危ないぞ
このあたりをきっちりプレイヤーに教えてくれる構造になっているおかげで、それらを修得済みのプレイヤーは難なく進めるようになっているという寸法です。
フロムゲーの神髄は「設計」! 覚えました。
なるほどエルデンリングに期待が寄せられているのも頷けます。私もにわかに楽しみになってきました(それまでにクリアしないと)。
あと、余談ですが、個人的に盾スライムことはぐれファランクスちゃん、すごく可愛くないですか?
ニュ…… と槍をどこからともなく出してきて スッ…… と突きだしてくる感じ、あとあのフォルム。なんだか無性にカワイイ。
流石に初見はあのドロドロの質感にウッとなりましたけども。
ファランクス撃破記念のトロフィースクショ。あまりの動揺にブレブレで笑える。
たいまつを持って走り回るタイプの地方のお祭りの様子を映した町内会報のようだ。
【ボーレタリア王城②、いわば登竜門】
いや~~~しんどかったです。
竜のブレスのタイミングが掴めなくて焼かれるわ、地下を通ってみたら初めて見る狼たちにボコボコにされるわ、チュートリアルで積み上げたものが一回リセットされちゃうので、ステージ攻略の戦略を組みなおしする羽目になって最高に辛たのしかった(≒痛気持ちいい)ですね。
道中、橋上激走コース×3はそうそう事故らないのですが、最後の弓兵3人を片付けた直後にやってくる青い頭の騎士(青目先生と言うらしい)を安定して倒せるようになるまでが長かったです。
ただでさえステージ最後のデーモン『塔の騎士』に何度も殺されるのに、確定で復帰できないというのは中々厳しい……。
もしかしたらここを越せるかが(ファランクス倒せるかどうかよりも)プレイヤーの最初の関門になっているんじゃなかろうか。
塔の騎士、ようやく初心者が身に着けたロックオン癖がアダとなるいやらしいボスでした。
見た目はもちろんのこと、当たり判定がいちいちデカイのでモーションを覚えるまで大変苦労しました。
さんざんシバかれてふて寝して、翌朝やってみたら意外とアッサリ倒せました。
実際、寝ると記憶が整理されて前日できなかったことがスルッとできたりするらしいです。
彼奴はローリングで小手先の回避をするより、[走るなどして大幅に距離を取る]→[槍攻撃直前、もしくは盾攻撃直後に背後へ駆け込む]とダイナミックに動いた方が良さそうです。
その際にロックオンをしていると、対象を追い抜く際にダッシュが解除されて失速→盾叩きつけを回避できずに被弾→終了のコースになりがち。
撃破画像。
こっちは割とちゃんとしたスクショになってくれて嬉しい。
【ストーンファング坑道①、やや成長を感じる】
血文字が全力で「刺突武器を使え!」「魔法を使え!」と訴えてくるので素直に槍に持ち替え。
このステージは割とスムーズにやれた気がします。
塔の騎士を倒したプレイヤーなら難なく進めるはず。太った公使以外は。
その太った公使も、モーションを覚えてしまえば魔法は柱にぶつけてしまって回避も使わずに倒せるようになりました。
一貫して「覚えてしまえば勝ち」なのが面白いですね。
アクションゲームにありがちな「分かっているけど反応できない」ではなく、分かってさえいれば如何様にも対応できるようになっているのがきソウルシリーズの特色なんでしょうね。
反射神経や技量ではなく、どちらかというと経験の方を問われる設計。もちろんワザはあった方がいいけど。
あとデスペナルティが軽いからって水をかける前の溶岩に突っ込んだのは反省してます。
アイテムが落ちてたから何かしらを頑張れば取れると思ったんです。死にました(それはそうなる)。
後日そこを通りかかったら「レバーを回せばここを通れるようになる」というメッセージが貼られてました。
それ、もう少し早く聞きたかった。
タカアシ鎧蜘蛛撃破の画像。
こいつは回避よりもガードの方が重要=叩いて被ってジャンケンポンさえできれば凌げるので、塔の騎士よりは苦戦しませんでした。
再戦したいけど今後できるようになるんだろうか。
今回はこんな感じ。
第二回があるかどうかは次のステージの進捗次第。
自信はないです(小声)。
まとまりがないですが今回はこの辺で。
また次の日曜に。