#080 Habitica楽しいじゃん
人生をゲームに! タスク管理サービスHabiticaの紹介だ!
紹介といってもサービス開始から9年も経っているらしいので、今日の記事は「始めてみたら思いのほか便利で肌に合いました」ってだけの内容です。
これがなかなか面白い。
詳しい使い方だの、オススメのジョブだの、その辺は全部公式Wiki(翻訳済)に書かれているのでそちらをご参照ください(ブン投げ)。
一応ざっくりとサービスの概要をご紹介しておくと、Habiticaとは……
「習慣化したい行動や、こなさなければならないタスクを自由に設定でき」
「達成報告をするとゴールドや経験値がゲットできて」
「経験値や達成状況で自分のアバターがレベルアップしてゆく」
といった感じの、RPG的アプローチのタスク管理システムです。
タスクだのと意識高そうに横文字を使ってますが(そうか?)、別にビジネスに関することや自己啓発的な行動(……瞑想とか?)でなくてもよいです。
それこそ「夕飯のあとに歯を磨こう」「毎日風呂に入ろう」レベルから始めたっていいんです。
今の私は冒頭の画像どおりレベル12ですが、ここまでの経験値の大半が、そういう生活の基本的なことの積み重ねで得られたものです。
(どんだけそれまでの生活が荒れてたんだよっていう話)
(そこまでではないんだけど、いかんせん諸事情により腰が重くて……)
でもまあ、そういう小さい行動でもいちいち褒められれば気分いいじゃないですか! ね!
褒められてすくすく伸びろ全人類! 字余り!
画面の全体的な構成はこんなかんじ。
アプリ版もありますが、とりあえず一番見やすくて使いやすいブラウザ版でご説明。
これがホーム画面。
上のドットなアバターが私です。この間、レベル10からできる転職により魔道士になりました。
連れているのは拾ったタマゴから孵したペットの白いトラ。かわいいね。エサをやって成長させると乗れるようにもなるそうです。
《習慣》は、必ずしも毎日しなくてもいいけど、できれば習慣化したい行動。
たとえば「筋トレする」「早起きする」ならプラスの行動。
できなかった時にペナルティを課したいならマイナスもセットにするといいですが、それなら後述の《日課》に入れた方がいいかも。
禁煙中の「タバコを吸う」、ダイエット中の「お菓子を食べる」などはマイナスの行動ですね。押すとダメージを受ける=ペナルティを課せます。
《日課》は、毎日かならず達成しなければならない行動。一日の終わりに未達成のままだとダメージを受けます。
習慣との区別がつけづらいところですが、ざっくりと「やらなかったことで痛手を受けたくなかったら習慣に入れる」くらいの気持ちで始めてしまってもいいんじゃないかな……。
ちなみに私は「服薬する」「ニュースを見る」とかを入れてます。
あと「ブログ更新」を毎週のタスクに設定してますね。毎日ではなく毎週、毎月スパンに設定することも可能です。
《To Do》は一回限りの行動。
買い物メモにしてもいいですし、それこそ画像にあるような「Habitica体験記書く」とかでもいいですね。
達成したら消えます。気分がいい!
《ごほうび》は稼いだゴールドを使うところ。
RPG的な装備から、ペナルティで減ったHPの回復アイテムなどを購入できます。
なんか「ばかぐい券」とかいうアホみたいなのが表示されてますが、これは私個人が設定したやつです。いわゆるチートデイというやつ。
HPが減るよりゴールドが減った方が個人的に痛いので、ごほうびというよりはペナルティとしてここに置いてます。
(いやお仕置きがごほうびとかそういうやつではなくてですね)
(?)
達成するとこんな風にゴールド、経験値、マナ(レベル10から解禁される要素)が得られます。
たまにこんなアイテムが手に入ることも。
この辺は説明を省きますが、ざっくり言うとコンプ要素です。ゲームが有利になるとかではない様子。
なんかこう……これがいいんですよ。楽しい。
一つこなせたぜ! というタイミングですかさずチェックを押すと、ゲーム的SEが鳴って経験値とゴールドが得られるこの気持ちよさ。
単純ながらゲーマー心を絶妙にくすぐってきて、ついついはりきって(Habiticaでレベルアップするために)行動してしまうという。
まさに術中!
それと地味に素晴らしいと思っているのが、タスクの難易度を自分基準で設定できるという点。
Habiticaのタスク設定には難易度の項目があって、ちょろい/かんたん/ふつう/むずかしい、の4段階から自由に選択できるようになっています。
難易度に応じて得られる報酬も変わる模様。
たとえば「読書する」なんかは、そりゃ読書家の方からすればちょろいですけども(あえてHabiticaのタスクにする必要さえないかもしれない)、積み本に埋もれてあえぐ者からすればむずかしいクラスのタスクなんですよね。
あるいは諸事情から生活が荒れに荒れてしまって風呂に入るのすら億劫になってしまったのなら、あえてむずかしい指定にして沢山Habiticaから褒めてもらえるようにすれば、ちょっとは心が救われるかもしれない。
タスク管理なんて聞くと大仰というか、自分をもっと高めよう! 仕事をこなそう! 生活を向上しよう! みたいな圧を感じてしまう私ですが、Habiticaはどちらかというと管理というよりは、「ゲーマー向けの簡易自分褒めシステム」と表現した方が適切なのかもしれないですね。
管理より報酬に重きを置いている設計です。
まあなんというか、大人って褒められることがあまりないので、こういうところで「朝起きたの? えらい! はいお小遣い!」みたいな擬似的体験をするのも悪くないんじゃないかって思います。
それがRPG的な成長として楽しめるなら最高じゃないですか。
そんな感じで、最近は割となんでもかんでもHabiticaに登録して小さな達成の喜びに浸ってます。
面白いもので、報酬があると覚えるとフットワークがちょっとだけ軽くなるような気がしますね。積み上げていた「やろうと思ってたこと」を少しずつ消化できている日々です。
今日で始めてだいたい2週間。
次に記事にする時には何レベルに到達しているのか、あるいは……うん、多分続けれられている。と思う。がんばろう。
楽しんでボチボチ続けられているよ、ちょっと生活も改善したよ、というお話でした。
さて次週は何を書こうかな……と記事を締めるその前に、
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それでは、また次の日曜に。