週報タルトトタン

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#090 王立穴ポコ学園、大課題6までやった


 エンジョイしてます王立穴ポコ学園。
 やれることが増えて忙しくなってきたぞ!

 前回(#088)の序盤感想に引き続き、今回は中盤までプレイした雑感です。
 学科も全て解禁され、スカウト人数も3枠となり、ようやくチュートリアルが終わって本番が始まったな……といったところ。

 とはいえ全要素を遊びつくした訳では決してないので(ゴーレムなんてまだ一体しか作ってない)全体を総括しての感想はまた別の記事にするつもりです。
 あくまで中間報告ということでここは一つ。

 

 

【いやストーリー面白いな】

 これは予想外の収穫でした。
 独特なシステムが一番のウリだろうからプレイヤーとしてもシナリオは二の次でいいかな……と思っていたのですが(すいません)、次の大課題が待ち遠しくなるくらいにはお話が面白いです。

 国の名称に「穴ポコ」なんてワードが出てくるくらいだからフワッとしたギャグファンタジーなんだろうな〜と思わせておいて、その実、世界観がきっちり作り込まれています。
 テキストも堅実。ちんまいドットで描かれるキャラクターたちの生き生きとした表情が高解像度(脳内補完)で見えてくるような、素敵な台詞がたくさんあります。

 お話の流れも絶妙に先が気になるヒキが多く、それでいてプレイヤー側の生徒たちが置いてきぼりになるようなこともなく、バランスが絶妙。代替わりする主人公サイドをシナリオに落とし込むって相当難しいと思われる……。
 手塩にかけたかわいい生徒たちがNPCたちとわちゃわちゃしている様子を見るのは楽しいですね。

 

 

【みんな卒業しないでくれ】

 生徒たちに愛着が湧くんですよ。ホントに。2月が来るたびに行かないでくれッ……! となる。つらい。

 初代のシャーロットやオースティン以外は劇中の固有台詞を持ちませんが(4コマで多少出てくるくらい)育てているうちに「ワンツーの2回目を結構ミスる」「美味しいところでクリティカル出した」「しょっちゅう倒れてた」「こいついっつもつまみ食いしてんな」などと頭の中でキャラが肉付けされてゆき、卒業する頃には思い出のたくさん詰まった一人の部員になっているんですよ。
 7年目くらいに差し掛かり、代替わりにもそのうち慣れるかと思っていたのですが、ダメでした。毎度せつない。
 卒業しないでくれよ! なあプルランタ! フランジ! ワ゛ーッ!!(こわい)

 

 攻略的な話をしますと、2人しかスカウトできないうちは上の世代の卒業=下の世代のパーティ入りなので、メンバーの半分が入れ替わることでジョブ編成もガラリと変わり、戦闘の進め方もそれまで通りに行かなくなる感じがめちゃくちゃ面白いですね。
 特にレンジャーとエンジニアが抜けた後、それを痛感しました。誰か! 誰か催涙弾を撃てる子はいないの!(いない)(つらい)

 今はようやくスカウト人数が3人になったので、パーティ編成もようやく自由が利くようになったかな……といったところです。
 未だによく分かってないんですけど、ベンチ要員と出撃要員で入手課題ポイントに差が出るとかはないですよね? 体感的になさそうだから新入生は例外なくお留守番にしてるんですけども……。

 

 

【そろそろ育成に本腰入れねば】

 小課題はそれぞれ1回ずつ、大課題は見送らずに必ずこなす! というスタイルでゴリゴリ進めていたのですが、そろそろ推奨段位とパーティ平均段位に開きが出てきました。
 ちょうど頼れる先輩が抜けたタイミングでもあり、戦力的にかなり心許なくなってきたため、そろそろ大課題見送りも辞さずに指南書を育成する時期が来たのかもしれません。

 逆に言うと、レベリングせずにここまでランダムドロップと戦略だけで切り抜けられたのは有難い。全学科解禁までいってから育成ターンに入りたかったんですよ。
 やり方次第で推奨段位も克服できるの、懐が深い。素晴らしい調整。

 (ここまで育成を拒んでいたのはアレです、各世代が最終学年のときに年長さんとして最新の大課題を経験させてあげてぇ……という親心です)
 (とはいえ何時間もかけて苦戦してちゃ元も子もないので切り替えてゆかねば……)

 

 ようやく各クラスを一通り触れたので、なんとなく概観が見えてきた気がします。

 序盤は防御力の高さから頼もしさ満点だったガーディアンでしたが、最近は攻撃以外の行動が厄介な敵が増え(特にワーベアの爆弾……)初ターン撃破したい中で火力不足に悩まされているとか。
 エンジニアの地形操作系スキルの渋い使い心地が絶妙に楽しいとか。
 スマイルブリンガは卒業したあとにその貢献度に気付くとか。
 雑魚鎮圧にめちゃくちゃ重宝するレンジャーとか。

 一方でコマンダー錬金術師のうまい活かし方がまだ分かっていません。
 コマンダーは後衛なの? なんなの?
 錬金術師はレシピが揃わんことにはなんとも。ただワーベアちゃんにゴーレムワーベアを引き合わせた場面はなかなかサイコで良かったです(?)。

 

 まだまだ下級クラス(初期装備)→上級クラスの運用しかしておらず、例えば脳筋アイドルなどのロマン運用には手を出せていません。
 が、今はとにかく各クラスの指南書レベルをガンガン上げないと段位がおっつかない!
 これは数世代足踏みするかもしれないな……。

 

 

イカれた部員を紹介するぜ】

 そんなこんなで現在は8世代目の新入部員を迎えたところ。
 先輩が卒業するのは戦力的にも心情的にもせつないけれど、新しい子が来るのはやっぱり楽しいね!

 現在の在籍メンバーはこんな感じです。

 

 エンケパロス。ついにやってきた霊長類。今は3年生としてパーティの主火力を担っています。
 見た目こんなんなのに画面左上のおしゃべりではけっこうペラペラ喋ってるのが笑える。何なのキミ。
 彼の残すワイルドファングの指南書は大いに役に立ちそうです。
 でもワンツーを外すのは勘弁な!

 

 

 バンド。初めてのコマンダーです。頑強そうな見た目からの意外な打たれ弱さで一時ベンチ入り中。
 前衛だと思ってたのですが(旗手だし……)案外そうでもないのだろうか?
 ロマン的に刀を持っていただきたいのですが、いい刀が入荷しないものでその点でもやや不遇。ごめんよ。
 きみの指南書は次の世代に必ず活かすので……。

 

 

 チコラータ。ねんがんの錬金術師。めっちゃくちゃファンシーで可愛いなきみ!
 しかし持たせる武器で迷走中。とりあえず器用なので弓を持たせてみましたが、弓自体の在庫に難があるため要改善です。
 あとワーベアゴーレムはLv1では耐久がまったく足りないことが分かったので、強化なり別機体なり対処する必要がありそうですね。
 でも将来性は感じます。敵のターゲットを取ってくれるゴーレムは魅力。

 

 

 ラファエラ。シャーロット先輩以来のクレリック。小憎い表情が魅力的。
 攻撃魔法スキルが揃った杖を担いでもらい回復に攻撃に奔走しています。あとはAPの息切れとの戦い。
 スパークショット(単体5回ヒット雷属性魔法)で対象絶対ころすガールと化しており、頼もしい。
 あとはHPがもうちょっと育ってくれれば安心……。

 

 

 マリカ。コマンダーのバンドと入れ替わりで入った期待の星。
 序盤の経験から「ガーディアンは一人でも入れておくと安心」と信頼を寄せているのですが(実際盾役・見切り役として優秀)先述のとおり火力不足に悩まされています。
 持たせる武器の問題だろうか……。雑魚戦を考えると槍や剣などで範囲攻撃持ちにさせたいのですが、一撃が重めの刀に持ち替えて火力を底上げした方がいいのかもしれない。
 グラに関して言えば、ヘンリエッタといいこの子といい、槍持ちガーディアン女子めっちゃ好みです。

 

 

 リエゾン、ヴィクトル、エンドミル。新入生三人組。入りたてなのでまだ実績なし。

 それぞれレンジャー、戦士、エンジニア。強クラスと判断した子達を勧誘しました。早く育っておくれ。
 全員星3つなのも嬉しいですね。中盤ともなるとスカウト候補の星の数も平均的に増えてくる様子。将来が楽しみ。

 

 

 中盤までの感想はこんな感じです。
 いやー、楽しいです。
 敵ユニットとの戦闘がボス・雑魚問わず重いのも、慣れてくるにつれてズンズン好きになってきました。ワンプレイが濃密で面白い。

 まだまだクリアまで時間がかかりそうなので、次の感想記事もクリア感想ではなく中間報告になるかもしれません。これはこれでプレイを振り返れるのでいい感じ。
 なお、来週は別ゲーの話になる予定です。

 

 それでは、何世代か育成に費やしてきます。
 また次の日曜に。