週報タルトトタン

よく寝て、よく食べ、日曜ものかき。

#147 今更BIOSHOCKリマスターやる


 海潜るぞ海。海底都市探検に行ってきました。

 

 先週書いた通りついにSteam Deckを購入したので、試運転がてらチマチマと積みゲーを崩しております。
 Deckで手軽に始めたり、PCで腰を据えて進めたり、いやあ快適快適。

 

 で、今年の3月下旬に買ったBioshock関係全部入りセット『BioShock: The Collection』をすっかり積んでしまっていたので、早速そこから崩すことにしました。
 Bioshock初代、Bioshock 2Bioshock Infinite、あとリマスター。これら全部入ってセールで1199円。お安い!
 これだけのタイトルが詰め込まれたバンドルがチャーシューメン1杯分くらいで手に入るなら間違いなくお釣りが来ますね。来週末から始まるサマーセールで同じくらいに値下がりするでしょうし諸人こぞりてバイナウ。

 

 目下、わざわざ旧版から手を付ける理由もなかったので、初代のリマスター版をクリアしてきました。この後に2とInfiniteが控えているのでイージーモードでサクサクと。
 シングルプレイのFPS(シューターの方)は久々だったのでいい栄養を得られました。
 雑にぶっ放すショットガンや敵の死体を漁る時間からしか得られないものがある。CPUしか敵がいないって最高。

 

 そんな具合で適当にプレイした感想を書く回です。姿勢としては非常に適当。
 旧版初代が発売されてからもう16年も経っているのでネタバレなんかも配慮しません。流石に10年以上経ったら時効でしょう。

 

 

 

 

【古いは古いがちゃんと遊べる】

 Bioshock。旧版は2007年、リマスター版は2016年に発売されたゲームです。


 ちなみに私が初めてプレイしたシングルシューターはFARCRY3(2012年発売)なので、個人的な原体験よりも更に5年遡ることになります。
 そりゃ古い。

 

 古いゲームはUIが不便だったりロードが長かったりで何かとプレイし辛いものですが(いきなり偏見)(しかし思い出補正が無ければそんなものである)、そもそもそこまで複雑なシステムではない上にロード問題は解決されているので、全く問題ありませんでした。
 ロード画面の微妙にぎこちない挙動やUIのデザインには流石に時代を感じましたが、プレイ体験を直接妨げるレベルではないです。

 

 個人的に一番“その当時”の匂いを感じたのは、メニューからゲームを終了する時のシステムメッセージWindowsに戻る」です。
 最近はあまり見なくなりましたが、デスクトップに戻るとか昔はよく表示されてましたよね。懐かしい。

 

 

【イージーに観るBioshockのストーリー】

 前述の通り後がつかえてますので、もう細かいところは追わずにザクザクと進める心積もりで難易度をイージーに設定しました。
 望み通り、ストーリー攻略において詰まることはなく、順調に8時間ほどでクリア。道に迷った時間を省けば30分は短縮できそう。RTAやってるんじゃないんだぞ。

 

 あくまで駆け足で表面をさらっただけなので、シナリオ云々演出云々と論じることはできませんが、ライアンを倒したあたりからようやく主人公が物語に介入し始めるところはすごく好きでした。


 そもそもBioshockの仕掛けのコアである「アトラスに従うように仕組まれていた」部分について、初めてラプチャーに着いた時点で「何故、主人公は自分の脱出のためでなくアトラスのために働いているんだろう……?」と疑念を抱いてしまったので、ジャック君=プレイヤー本人が操られていたのか! というようなメタ的な領域にまで踏み込んだ驚きは得られませんでした。残念。
 もっと素直に従う心があれば「ホイホイ従う自分こそがジャック君だったのか……!」と悶絶できたように思います。
 この辺は最近の自由度お化けゲー、あるいはメタ演出ゲーのおかげで感性がスレてしまっていたのが原因かもしれません。知らんけど。

 

 とはいえ最初から強い意志をもってリトルシスターをレスキューするようにしていたので、その選択、その意図にきちんと後半のストーリーで答えてくれるのはグッときました。
 リトルシスターたちが人としての幸せな生を享受できてなによりだし、知的存在としての尊厳までアレされてしまったジャック君にリトルシスターからの家族愛が寄せられるエンドは非の打ち所のないグッドエンドです。

 

 前半は古き佳きアメリカ的なステージだな~あんまり詳しくないんだよな~(ポテチぼりぼり)くらいのテンションでしたが、フォンテインに逆らい始めてからの怒涛の追い上げでガッと点数が上がりました。
 これはリメイクされるだけある。名作です。

 

 

【そもそもプレイできるの?】

 どうやらリマスター版の方は発売当初レビューが振るわなかった模様。
 不評レビューの内容をよく読んでみると、プレイに支障の出るレベルのエラーが頻発していたとのことで、ゲームの内容に対するものではなさそう。

 

 その点ですが、私の環境では特に特別な対処をすることなく、最後まで快適に遊べました。
 PC、Steam Deck、どちらも大丈夫です。
 アップデートが入ったからでしょうかね。現状、「自分の環境では動かないかも」と心配して購入を控える必要はない……はず。
 もし自環境と相性が悪くても対処法はあるそうなので無問題。

 

 余談ですが、起動時の飛ばせないムービーはローカルファイルに格納されている該当ムービーをリネームすることで飛ばすことができます。お前それでよくエラー吐かないな。
 これもリマスター版のレビューから情報を得ました。有益な知識をありがとうございました。

 階層は以下の通り。

 

 (ローカルデータを閲覧⇒)BioShock Remastered\ContentBaked\pc\BinkMovies

 

 ここの「2KG_logo_720P.bik」と「2KG_logo_720P_Jpn.bik」の名前を適当に編集するとよいです。
 Jpnの方は要らないかもしれない。

 

 Steam Deckでもデスクトップモードから弄ったら飛ばせるようになりました。
 ただし本体一本で文字入力だのクリックだのをこなそうとすると結構苦労するので、最低限、外付けのキーボードを用意しておくとスムーズにやれるかと。
 なくてもちょっとばかし苦労するだけで必須じゃないけどね。

 

 

 

 

 

 そんな感じで雑~に遊ばせていただいた歴史的名作・Bioshockでした。
 Steam Deckで崩した積みゲー第一号でもあります。めでたい。

 

 今は2リマスターの方に手を出しております。クリアしたらそのうち記事にするつもり。
 いつになるかは分からないけど。
 なんたってサマーセールが目前に迫っているからね!

 

 といった具合で今日はここまで。
 また次の日曜に。