週報タルトトタン

よく寝て、よく食べ、日曜ものかき。

#026 風花雪月のサントラが来た


 来たんです。
 来たんですよ。
 ヒャッホゥ!!
 (手近なものを何でもかんでも叩いて騒ぎ立てる)
 (ゴリラか何かか)
 今回はなんのヒネリもない火の玉ストレートなタイトルでお送りします。

 

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 待ちに待った『ファイアーエムブレム風花雪月(以下、FE3H)』のサウンドトラックが2月17日に発売されました。
 発表された時点(2020年9月25日)で神速の備え・予約をキメた「いちFE3Hファン」として、とくべつ心に響いた曲をピックアップしながら、プレイ中の思い出も交えてアレコレ語らせていただきます。

 今回の記事の注意書きは以下の通り。

 

 ・めちゃくちゃ主観入ってます。
 ・全ルートのネタバレが混入してます。
 ・蒼月→金鹿→銀雪→紅花とプレイしており、各ルートそれぞれ楽しみましたが思い入れが強いのは蒼月の章です。
 ・さらに言うと最初の支援Sに選んだメルセデス贔屓です。
 ・ゲーム自体に対するレビューはしません(それはまた別の記事で)。

 

 ピックアップはしますが結論として全曲よかったです。
 全曲よかったです(強調)。
 以下本文。

 

 

 

【ブックレット】

 ゲーム内のエクストラコンテンツでもBGMは確認できますが、やっぱりちゃんとした媒体で出ると音質の良さが段違い。
 恩恵はそれだけかと思いきや(それだけって言ってもゲーム外で聴ける&音質ヨシの時点ですごい価値ですが)このサントラには更に歴史的価値のある品がセットでついてきます。
 それが付属のブックレット。

 収録内容としては、


  ・トラックリスト
  ・サウンドディレクターの金崎さんのコラム
  ・サウンドチームの皆さんのメッセージ
  ・魂の高座、神を屠る星の原詩
  ・フレスベルグの少女(和・英)の歌詞
  ・作曲者と編曲者のリスト


 といったところ。うーん盛りだくさん!

 このコラムとメッセージが、FE3Hという作品に注ぎ込まれた熱量の一端を覗かせる、いわば“アツい”言葉に満ち満ちており……。
 プレイして何かしら心動かされた人に広く読んでいただきたいと、強く強く願っております。
 建築物・調度・人物のデザインや、練り上げられた隙のないテキストなどから「やべぇ、力入ってるなこのゲーム」とは思っておりましたが、改めて制作者さんサイドの生の声を聞くと、魂を削って真摯に作られた作品は誰にも真似できない無二の輝きが宿るものだなぁ、と改めて思わされます。
 こと、頻繁に出てくる「自分以外のメンバーの熱意を感じた」という証言から、チーム内でとんでもないシナジーを起こしていたことが想像できて、バケモノ級のゲームを生み出す現場に対する畏敬とか、そんな怪作を世に出してくださったことへの感謝とか、初プレイから1年半もの時が経っても褪せない士官学校編&戦争編の日々とか、色々な思いが交錯してひとり男泣きしました。
 このオタク怖い。

 制作の裏話もさることながら、それぞれの曲のコンセプトや仕掛けについてのお話もすごく面白かった。
 士官学校編のイメージカラーは春~夏、戦争編は秋~冬っていうのが明言されて改めてしっくりきたり。
 アビスの探索BGMの仕掛けなんて聞いただけじゃ素人には分かりようもないので、ここで明かしていただけたのは助かりました。知れて良かった!
 (あんまりここで詳細を明かしては申し訳ないので、ちょっとボカして書いてます。)
 すごく論理的かつ体系的に組み上げてあるのが分かって面白い!
 よくヒャダインさんとかがヒットソングの構造を音楽理論から解説してる番組あるじゃないですか。ああいうのを楽しめる人は絶対に買いですこのサントラ。


 あと原詩!
 これも密かに衝撃でした。
 あのソティスとの会話シーンに流れてくるサワサワしたコーラスの歌詞(聞き取れない)にもちゃんと意味があった!
 エッあの翠風の章ラストバトルで流れる激アツBGMって、「あの人」に向けた歌だったんですか!?
 などなど、もう「原詩がある」って時点で既にうれしいラインを越えてるんですけど(うれしいラインって何?)内容自体もちゃんとセイロス教の神話や歴史背景の中から生まれてきた歌そのもので、また一つフォドラの“世界”を知ってしまった……とガッツポーズしました。
 楽しい……楽しいよ……。

 

【全体のボリューム】

 圧巻のCD6枚組、103曲。ボーナスディスクのmp3を含めれば133曲。
 開いたときは冊子のようにページめくりになっているCDたちに思わず乾いた笑いが漏れたものです。
 CDの色合いが紫→橙のグラデーションになってるのを見て「夜明けだ!」と大はしゃぎしました。アレってそういうことですよね?

 おまけにジングルセレクションもついてくるのでいつでもレベルアップし放題、資格試験受かり放題。
 あのペーペペペペー↑(レベルアップ)を聴くと条件反射でピン! ピン! とステータスアップ音が聞こえてきそう。2ピンしかしてないじゃないか(リセット)。

 ちなみにプレイリストに全曲をズドンと入れてみたら圧巻の再生時間6時間8分。Caroさんのシングル『フレスベルグの少女~風花雪月~』を加えて6時間27分。
 一週間かけて全曲チェックしました。
 情緒が滅茶苦茶にされるかと思った。いや、された。

 通勤時間に『天と地の境界』が流れたのはちょっと笑いました。臨戦態勢になれるので案外良いかもしれない。そうそう道は違えたくないものですけども。

 

【この曲だけは語りたい】

 通して聴くと分かる驚愕の事実。このサントラ、103曲も入ってるくせに水増しがほとんどありません。おそろしい。
 (バージョン違いとかを全部収録してくれた結果曲数が嵩んだタイプのサントラも嬉しいのですが、それはそれとしてこの密度が頭おkハイクオリティなのは間違いないと思います……)
 どの曲も、かかるたびに「あーあの場面」「あの局面じゃん~ヒエェ~」と悶絶する位には思い出深いので、可能ならば全曲一言形式で感想を書き残しておきたいのですが、それをやると絶対に日曜の投稿にとても間に合わないので(現在日曜20:39)(※このブログは毎週日曜の更新をルールにしています)どうしても語りたい曲だけピックアップして感想を書くことにします。

 この中から選ぶなんて贅沢が過ぎるわい……。

 

『魂の高座』

 ソティスのテーマ。
 初めてのファイアーエムブレムで(そう、お恥ずかしながらFEニワカです)ちゃんとプレイできるのか不安な状態で耳にしたこの曲。ソティスがきちんとした言葉を使っていることに加え、BGMのただならぬ神々しさに「なにやらとんでもない場所に踏み込んでしまったらしい」と居住まいを正したのを覚えています。
 素晴らしい舞台は緞帳が上がった瞬間に分かるものだとどこかで聞きましたが、多分ゲームにも同じことが言えます。
 硬質なコーラスから伝わってくる石段の冷たさに、これから始まる物語が「温度」を持っていることを予感した当時でありました。

 

『フォドラの暁風』

 士官学校編、戦闘のテーマ。
 「これが通常戦闘ですか!?」とビビり倒したプレイヤーは私だけではないはず。
 こうやって聞くと、士官学校編のテーマはピアノがたくさん使われていて全体的に軽やかかつ瑞々しい印象を受けますね。
 フレスベルグの少女の旋律が主軸になっていてメロディアス。通常戦闘なので割と何度も聞くことになるのですが、4周(正確に言うと3.5周)しても全く飽きません。「PLAYER PHASE」表示からのこの曲の入りはプレイヤーを奮い立たせてくれます。
 生徒たちが経験する士官学校時代の戦場にあった、勇壮さ・若々しさ・希望(あと、彼らの生い立ちに隠された辛苦)を象徴するような曲です。

 

『女神に抱かれし大地』

 白雲の章、各節はじまりのナレーションのテーマ。
 たぶん本編では最初の1分足らずの部分しか使われないはずなので、フルで聞いたのは初めてかもしれません。遠くでなってるカーンって打楽器が民族調で素敵だ。アレ何なんだろう。
 曲とは関係ない話になってしまいますが、この各節の解説、名文ですよね。ナレーションの大塚明夫さんのしっかりとした朗読含めて大好きです。

 

『ハラペコ行進曲』

 料理中のテーマ。
 青獅子の学級を選んだ人(またはアネットとフェリクスをスカウトした人)にとってはどこどこど~んのテーマ
 早いうちからどこどこど~んされてしまったので、以降の長いプレイ時間、割と何度もやるお料理の場面において、私の頭の中ではアネットが歌い踊ってました。困らない。続けて。
 ちなみにアネットの声優さんの田中貴子さんは即興の作詞作曲が得意なのだとか。……なるほど。

 

『約束』

 舞踏会の日、再会の約束のテーマ。
 戦争編を経験した後からこれを聴くと、どうしようもなく胸が締め付けられますね。再会の約束を持ちかけられて答えを渋るディミトリの隠された意図、身内すら信じられないというクロードが学級の仲間に再会を提案した心境、過酷な生い立ちをもつエーデルガルトの師・仲間へのかすかな信頼……。振り返れば切なくなる「淡い思い出」の頂点なんですよあの場面は……。
 頂点であり、五年後の戦争編が始まったときの原点になる場面でもあります。
 生徒たちの姿が成長したのも、フォドラの勢力図が大きく崩れたのも時の流れを感じさせますが、あの時の約束が過去の出来事になっているのが一番効果的にプレイヤーに「五年後」を実感させるように思います。
 曲の感想に戻ると、弾むリズムにちょっとだけクリスマスイブを感じます。フォドラにおいてはガルグ=マク落成記念日前夜ですが。

 

『壊された日常』

 ジェラルト殿が亡くなった翌節のテーマ。
 今までずっと続いてきたものが崩れる時、そこに大きなドラマ性が生まれます。『ガルグ=マク大修道院の日常』だった修道院探索時のBGMが突然ガラリとこの悲哀に満ちたBGMに変わり、無表情だ無表情だと言われてきた先生が初めて流した涙のわけを改めて思い返す節となりました。
 他の先生たちや生徒たちだけでなく、ソティスまでいつも以上に先生に対して優しくて、ここで一気にソティスに対する好感度がドカンと上がった気がします(それまでも「小童に死なれては寝ざめが悪い」などからコツコツと好きになってましたが、ここで特にね)。
 そのソティスを失うのもこの節という。どうしてそんなことするんですか?

 

『天裂く流星』

 先生快進撃のテーマ。
 先生自身のテーマはここにきて初めてでしょうか? 主人公然とした「作中ルールをひっくり返すヒーロー」の描写と共に流れるこの曲は弦+金管(合ってるかな)で勇ましく、プレイヤーに「ここから逆転だ」と肌で理解させてくれるカッコいい特殊戦闘BGMです。
 『壊された日常』の感想あたりから「先生」と「プレイヤー」を分けて表記するようになっていると今気づきました。この辺からプレイヤーキャラの「先生」に自我が強く芽生え始めて、プレイヤーとちょっとだけ乖離してくるのかもしれませんね。
 あ、でも無表情でクロニエを追っかけるのは流石に怖いと思うよ先生。そら逃げるよ。

 

『覇の轟き』

 エーデルガルト決起からのガルグ=マク防衛戦のテーマ。
 重苦しいだけでなく要所要所で哀しい響きが入っているので、青・金・銀ルートなら壊されてしまった平和とこれからの混乱、あとエーデルガルトの覚悟の裏に隠された少女としての脆い心を思って「ア゛ー!!」となりながら戦うことになります。なるかな。このプレイヤーこわい。
 赤(黒?)ルートならこれから覇道のために犠牲にしてゆくものを思わせる。攻守、両面どちらから見ても通用する素晴らしい構造の曲。結論から言うとどっちも哀しいってことです(雑)。
 ときおり閃く高音が火の粉を、重い調子が戦争編のBGMにも共通する「秋~冬」の色合いを連想させます。
 よく「どうしてこんなことするんですか?」と言いますが、改めて考えると火種はずっと昔(それこそ千年以上前)から仕込まれていて、このテーマを耳にする頃には既に「こうなるしかない」状態まで煮詰められていたんですよね。
 どうしてこんなことしたんですか!

 

『野望の地平』

 戦争編初戦、および通常戦闘のテーマ。
 『覇の轟き』に近い構造をしている(と思う)ので、五年も経ったらしいがフォドラは何も変わらないどころか更に混迷を極めているとBGMで分からせてきます。もう絶望しかないよ!!
 これは蒼月の章の思い出ですが、ボロボロになってしまった(正体を表したとも言える)ディミトリに伴い、同じくボロボロになってしまったガルグ=マク城郭都市で大義も何もない戦いをなし崩しに始めて、これはもうダメかも分からん……と半泣きになった矢先にやって来てくれたアッシュとギルベルト殿の頼もしさと言ったら……。続々とやってくる学級の生徒たちの立派になった姿に号泣してしまった思い出。
 さらに戦闘台詞まで細かく五年後仕様に差し替えられていて、各々の覚悟がにじみ出た言葉に改めて「もう士官学校編には戻れない」ことを痛感させられました。
 そういう情感を一音一音で受け止めてくれる、FE3Hにおけるトップクラスの名曲だと認識しています。
 大好きなのですが、そう気軽に何度も聴けません。思い起こさせるものがあまりに多すぎるので……。

 

『侵掠すること火の如く』

 戦争編、出撃前のテーマ。
 なんで? と自分でも思うのですが、間違いなくFE3Hにおいて一番好きな曲です。
 かっこいい。
 純粋に曲として好き、というのもあります。
 加えて、戦争編に共通する楽曲の重厚さ、全ての戦いに共通する悲壮感、入りの静かなストリングスからにじみ出てくる各々が背負う責務の重さ、そういった戦争編の醍醐味を濃縮したようなBGMだと個人的に思っております。
 戦闘前ムービーは生徒たちが覚悟を決める時間で、このBGMが流れる戦闘前準備のターンはプレイヤーが覚悟を決める時間だと言えます。
 「すべての敵将を撃破」が勝利条件の戦闘で、敵将の中に知った顔がいて絶望するとか。そういうプレイヤー側の「ロールプレイ」のために使える時間です。

 

『追憶と後悔と』

 「な~んちゃって。冗談よ。」のテーマ。
 というのは限定的で、正確に言えばシリアスな支援会話のテーマです。主に支援Aがメインでしょうか。
 個人的に、真っ先に想起するのはメルセデス-先生の支援Aです。
 あんな支援会話七転八倒するしかないじゃないですか。
 するしかないじゃないですか!!!!!
 するしか……ないじゃないですか……。
 (曲の感想は?)

 

『この世界の頂で』

 蒼月の章および紅花の章、ラストバトルのテーマ。
 これは……個人的BGM四天王を選ぶとしたら、間違いなくその一角を担う名曲、通り越して怪曲です。
 テーマを引用する手法が印象的に、惜しげもなく使われたBGM。ソティスとの思い出(魂の高座)、エーデルガルトの思い出(フレスベルグの少女)、士官学校編の思い出(フォドラの暁風)、戦争編の思い出(拍の取り方? がそれっぽい)、どのパートをとっても、最終戦に至るまで一つも欠かせなかった大切な場面が胸に去来して、更にはその最終戦で失ってしまう何かがどうしようもなく惜しくなって、……しかしこの戦いに勝つことでしか守れない秩序または尊厳のために立たねばならぬと奮い立たせてもくれる。
 言ってしまえば滅茶苦茶な曲です。滅茶苦茶な曲に滅茶苦茶にされる戦闘です、蒼月と紅花のラストは。
 蒼月の章においては「帝国の暴挙を止める」「エーデルガルトに別れを告げる」の二つの意味を、紅花の章においては純粋に「旧い統治者たる神、人の世の象徴たる皇帝の対峙」の意味を持つように思います。
 蒼月の章から入った私としては、敵対したエーデルガルトとの大一番のテーマとして理解していたので(紅花もいいけど、蒼月の章におけるエーデルガルトが大好きなんですよね個人的に)紅花の章のラストバトルに合うかな……? と思っていたのですが、混ざっている『魂の高座』要素がソティスではなくナバテアの民=レアの神性の表現にそっくり変わったのに気付いて驚きました。光の当て方によって表情は変わるというやつですね。
 もし今後、最高のラスボスBGMをひとつ選ぶなら? と訊かれたとしたら、私は生涯このBGMと答え続けると思います。
 とんでもねえよ。

 

『黎明の星』

 ペアエンド&戦績発表のテーマ。
 もうね、ここまで来たら泣くしかないんですよ。
 ときに見守りときに共闘してきた彼らが歴史の一ページとして語られてゆくのを見届けながら、「終わってしまった」「皆幸せな生を全うした」「短いながらも彼らと共に過ごせた」と様々な思いが噴き出してきて、その時は号泣しましたし、翌日いっぱい情緒が使い物になりませんでした(大事故)。
 あとちょっと皮肉な見方かもしれませんが、戦争編BGMで共通してあった悲壮感がすっかり抜けてパーッと栄光を祝うような調子になっているので、戦乱の史実の美点だけを抜き出す「勝者の歴史」感もあって、それもまた戦争編の身を切るような辛い記憶を引き立たせて、こう……ワーッとなるんですよ(語彙!)。
 『この世界の頂で』以上に泣かされた曲かもしれない。
 つまりプレイヤーはとどめと言わんばかりに滅茶苦茶にされるということです。おそろしい。

 

『The Edge of Dawn (Seasons of Warfare)』

 フレスベルグの少女 ~風花雪月~の英語版。
 これはどちらかというとサントラに対する感想になります。
 何時間も懐かしい曲に心をもみくちゃにされて、なんなら思い出し泣きまでして塩漬けになろうかという人間に対して、じんわりしみ込んでゆくFE3Hメインテーマ。
 これもうアレですね? エンディングですね?
 長い長い名作映画でも見ていた気分です。
 そして英語リスニングに弱い耳にもやたら入ってくる単語、「betray」。頻出単語です。
 意味を調べてみましょう。

 

 

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 はい。

 

 

 

【総括】

 サントラを聴く時間は、ファイアーエムブレム 風花雪月という作品に対してぶつけられた計り知れない熱量に、改めて出会う旅です。

 言っていて「やだ大袈裟ァ~」と茶化す自分も己の中にいますが、300時間のプレイを経たのちに6時間のサントラを聴いたら、結果としてそうとしか表現できなくなってしまいました。
 これほどのゲーム(ゲームって言ってしまっていいんだろうかと訝るくらい)に出会えたことは、ゲーマー人生における特大級の幸運であります。今現在に至るまで何かと人生に影響していることを考えると、きっと今後も胸に残り続けるんでしょう。
 絶対、これからも折に触れて思い出したりプレイしたりするだろうと思います。
 サントラは……頻繁にとはいかなくても、聞きたいときに気合を入れて聴くことになると思います。あんまりしょっちゅう聴くと情緒がやられてしまうので、用法容量を守って正しく観賞させていただきます。
 作品とその制作者の方々へ感謝したくなるのって、なかなか得難い体験だよなあ……。

 

 もし叶うのならば、フォドラについてもっと深く知れる何か(端的に言うと設定資料集)があればもっとうれしいですね!!
 もっとうれしいです!!!!!!
 (おねだりをするな)

 

 

 一週間かけて心をメタメタにされたところで今週はここまで。
 また次の日曜に。