#112 バンカラログの七、遂にナワバトラーカンストへ
遂にやりました。
S+到達よりも、でんせつカンストよりも、何よりも先に極めたのはナワバトラーでした。
マルチゲーのスプラトゥーンでソロゲーマーとしての習性を発揮してしまった。
今のところ一番気に入っているコンテンツはナワバトラーと言ってしまっても過言ではないかもしれない。いや過言かも。どうだろう。
とにかくランク50まで楽しかったです、ナワバトラー。
今回の記事はナワバトラーについてサラサラっと書いてみようと思います。
最強デッキはこれ! みたいなお話はできません。ある水準のデッキを組めたら、あとはもう試行回数を稼ぐだけの正しくゾンビ戦法を取っていたので。
とはいえこれからご紹介するデッキは決して弱くはないはずなので(ほとんどコモンカードで構成されているため再現も容易かと思います)、何かの参考になれば幸いです。
【ナワバトランク50への道のり】
前回の記事(#111)でシオカラーズのスリーブをセットで揃えるぞ!!!!!!!!!! と息巻いていた訳ですが、そこから30勝を積み重ねるのはそこそこシンドイ道のりでした。
体感としては3回やって1回勝てるかどうか。一日に2~3勝するだけでも青息吐息。
特に1号ことアオリちゃんは前線を築きづらい正方形ステージの『ましかくスクエア』でこれでもかと数の暴力を見せつけてくるので、アオリちゃん側のカードの引きと、自分側のカードの引きの相性によっては成す術もなく蹂躙されます。
一方、こっちが勝つときは僅差の時が多い。
単純に「フレッシュ級ローラーゴリラ怖ぇ……」といった感想しか出てこないですね(天下のシオカラーズに何を言うか)。
2号ことホタルちゃんはというと、勝率はそこそこ安定するのですが、最初のターンで「すぐに中央に進めるナナメ型のカード」が引けないとだいぶ苦しくなります。『うねうねリバー』は初動が全て。
とはいえナナメなカードばかりデッキに積むと自陣を塗りつぶすときに難儀するので、初手のカードの引きに全てがかかっていると言ってもいいですね。
ここまでウダウダ書いてきましたが、ランク50まで辿り着いて得た結論は一つだけです。
最後は結局、運。
ツモ運次第。
色々台無しですが、これに尽きると思います。
真剣に研究してデッキを構築すれば、「これが来なければ負け!」のような一点突破型ではなく、臨機応変に次善の策を取れる勝率安定型も実現できるのでしょうが、手札が15枚に限られているとそうもいかない……。
そして当方にはそこまで真剣に研究するほどの技能と根気はありませんでした(そこは有れよ)。
一応、ランク50までしょしんしゃクラゲくんをシバき続けた訳ではなく、NPC全員のレベル3にそれぞれ3勝したプレイヤーの結論ですので、的外れではないと思いたい。
(なお30勝したのはブキチ・オームラくん・アオリちゃん・ホタルちゃんの4名)
というか、適当なデッキでダラダラ回しつつ、負けた時は「ツモが悪いよツモが~」と泣き言を垂れておけば気持ちが折れません。
ナワバトラーはあくまでサブコンテンツ。バトルの合間に運試しの心づもりで挑むくらいが丁度いいのです。
知らんけど。
で、念願のシオカラーズスリーブを入手しました。
同時に30勝を達成したから、ロビー端末で受け取るときもセットだぜ! 我ながら良い演出だ!
すりみ連合のスリーブを受け取るときは3人組セットになるようにしないとね……うふふ……。
……入手したのはいいのですが、微妙に経験値が足りない。
あともう少しでランク50まで届きそうだけど、すりみ連合を制覇すると恐らく経験値オーバーになりそう。
じゃあそこらにたむろしているイカタコちゃんたちと辻バトラーして、150ポイントをもぎ取っていこうじゃないか。
はい。勝てました。
150ポイントくれるイカタコちゃんは、ポイント相応に賢いです。
しかし、デッキがそんなに強くなかったり、そもそも戦いやすいステージ(まっすぐストリート、ばってんガーデン)だったりするので、道場のNPCよりずっと御しやすいです。さあポイントをおくれよフヘヘ。
流石に150ポイント級となると勝率6~7割に落ちますが、まあ負けた試合は先述のツモ運の仕業なので仕方ない。
そんな具合で、二つ名「最強の」「カードゲーマー」を入手。
「最強の」はちょっと名乗れないので、今は「さすらいのカードゲーマー」にしています。
カンストして目標を失ったカードゲーマーは何処へゆく……。
本家のバトルランクと同様に、カンストした後のランクリセットなどのエンドコンテンツが今後追加されるんじゃないかと睨んでいるので、経験値が無駄にならないように、しばらくナワバトラーはお休みしようと思います。
すりみ連合ちゃん達のスリーブはそれまでお預け。
続けるにしても、もっと色んなカードを集めて新しいデッキを作りたいので、次シーズンのカタログを待つ他ないですね。
カードパックたくさんくれるといいな。
一応、ここまで使ってきたデッキたちをご紹介しましょう。
フレッシュカードは「司令」「ヒーローシューター」「ジャッジくん」の3枚ですが、特にジャッジくんについては他のカードで代用可能(制圧力で言えばタコドーザーとか)なので、必須なのは司令とヒロシくらいです。ヒロシって略すな。
① おバランス
最初に作って、各NPCのレベル1~2と戦うときに愛用したデッキ。旧名はおメイン。
名付けのセンスなんとかならんかったんか。
ほぼスターターデッキの流用ですね。この時点から司令+バクダンのコンボを主軸にしていました。
ナナメ型カードの扱いに慣れていなかったので、ハイドラント、ダイナモ、オフロなど角々したカードがたくさん入ってます。
あとプロモデラーMGカードは意地で入れてました。
「このスキマにモデラーがぴったりと……ぴったりと……入らねぇ!」とか言って遊んでました。入らないんかい。
モデラーはカードでも実用的じゃない。つらい。
レベル1~2くらいであれば、この構成でもそんなに苦労しないはずです。
ヒロシも途中で生成して入れたくらいなので、進軍力を高めるならリッターとかバレルに置き換えても良いですね。
むしろその方が実用性が高いかも。
② おパワー
おバランスからマス合計を底上げし、面の制圧力を強化したデッキ。
主にまっすぐストリート、ばってんガーデンで猛威を振るいます。
特にレベル3のブキチはこれでほぼ完封可能。
150ポイント級のイカタコちゃんも基本的にコレで問題なし。うちの主力デッキです。
司令バクダンを中心に、バレルスピナーでナナメ埋めに対応。
SPカードはスペシャルとしても単純な埋め役としても優秀。
スプリンクラーがめちゃくちゃ使い勝手いいです。3つくらいデッキに入れたい。
ジャッジくん+スプリンクラーは一番リターンが大きいですが、その戦略が取れないときはジャンプビーコン+スプリンクラーで臨機応変に対応。どちらも置き場所を間違えなければSPが2ポイント貯まるので優秀です。
安全にジャッジくんを置けるケースはそんなにないので(レベル3ともなると自陣に入り込まれたりして十分なスペースを取れないことが多い)、もっぱらジャンプビーコンとの連携に使ってましたね。
そういう意味でも、ジャッジくんは必須ではない感じです。使えれば強いけど。
③ おミニマム
こぢんまりスタジアム専用デッキ。
たまに通常ステージで間違えて選択して、慌てて即ギブアップしたりしました。
通常ステージでは使えたもんじゃない。
とにかく小さいカードを積み込んで、あとはSPマスだらけのフィールドでもスペシャルアタックできそうな細めの中級カードを何枚か入れました。
手持ちのカード的にこれが最善です。N-ZAPとかがあればもっと小回りが利いたんでしょうけど、無いものは仕方ない。
カードのかけらは温存したいし……。
こぢんまりスタジアムの何が怖いかって、SPマスが乱立する関係で、切り札となるSPカードの置き場所がなくなって機能しなくなるところ。
とはいえマス数の多いカードも入れないと初動で後れを取るので、ある程度積み込んでおかないと勝てない。
そして初手で手札に来るのを祈るしかない。
ツモ運ですわ、ツモ運。
④ おマキシマム
1号2号を倒すべく組まれた、「とにかく相手の動きを妨害するぞコラ!!」なデッキ。
マキシマムと名付けてはいますが、実はおパワーと3マスしか合計数に差がなかったりします。
まあ、こちらは占有する範囲の広さが違うので、そういう意味でもマキシマムということで……。
で、このデッキ、1号2号対策とは言いましたが勝率5割もいきません。3割にも届かないかもしれない。
彼女らはとにかくフレッシュカードの制圧力でこちらのコンボを妨害してくるので(特に1号)(なんだよアオリ・ホタル・タコワサって……)、初動でいい動きができないと十中八九やられます。
初動でいい動きをしても、お目当ての次鋒が来なければやられます。
理想のデッキではありません。カードパックを買わせて……。
という訳で、これはまだまだ改善の余地がある仮組みのデッキということでひとつ。
もっと使い勝手のよさそうなカードもあったのですが、そういうのに限って持ってないんですよね……。
せめてタワーとかが欲しい……スプラチャージャー安定しない……。
とはいえ、まあ全く勝てないという程ではありません。カギはSPを6ポイント貯められるかどうか。
とにかく1~2ターンで前線に進んで、敵陣側にSPマスを設置する。安全に埋めやすいからといってSPマスを自陣にばかり配置すると、後でスペシャルアタックが敵陣に届かず涙を呑む羽目になります。
うねうねリバーは前線を築きやすいので、特に「敵が来ないようにフタをする」意識を持つといいです。
ホタルちゃんは意外と3ターン目で日和るので、すこし引き気味に前線を固めると長物に自陣を抜かれずに済みます。
ましかくスクエアは前線などない混沌の戦場なので(トラウマ)、とにかく「重なってもいいから敵陣に攻め込む」の精神で動く。1マスでも対岸に抜けたらそこから暴れ散らす。
ただし暴れることにのみ意識を向けすぎるとSPが貯まらないので、時にはスペシャルを回収するためにスペシャルを切るのもアリ。収支プラスになればOK。
これらの戦略で何より活躍してくれたのが、ヒッセン。
1マス分の段差さえあれば1枚で完結・点火してくれるので、ほとんどのシチュエーションで腐らない。素晴らしい。
ヒッセン先輩と呼んで愛用していました。
一方でSPコストは2とお高めなので、スペシャルアタックに使ってSPポイントを回収する用途には向いていません。
あくまで通常配置の時に輝くカードです。
当方のデッキはこんな感じ。
右下の「おスペア」はメインデッキを大きく変えるときのバックアップ用なので実用性に欠けますし(要は使えなかった当時のメインデッキの写し)、スターターデッキは皆さまご存じのスターターデッキそのままです。折角だからとスリーブをゴージャスにしましたが中身は一緒です。
とりあえず、上記のような構成でも大体のNPCと戦えます。稼ごう、試行回数!
しょしんしゃクラゲちゃんレベル3と戦い続けるのはどうしても飽きが来るので、是非他のNPCとも戦ってみてほしい。
台詞もそれぞれの個性が出ていて面白いので。
(引き分けにならないと自信ありげな発言をできないオームラくんとか)
(フウカちゃんの負けた時のリアクションが可愛いとか)
(黒すぎるコジャッジくんとか)
今週はそんな感じ。
メインコンテンツのレギュラーマッチ、バンカラマッチ、あとサーモンランの話が一切出ませんでしたが、こっちは引き続き同じような感じでダラダラと進めております。特に変わりなし。
来週はその辺を総ざらいする振り返り記事になりそうです。
あ、一つだけ進捗報告を。
ロッカーのグリーンは未だに入荷されません。
涙。
それでは、また次の日曜に。