#123 Vampire Survivorsで時間と脳を溶かす
ところでこの背景のバンパイアのおっさんいつ出てくるの？
（禁句）
（たぶん永遠の謎）
という訳で、年末年始にダラダラとやっておりました。Vampire Survivors。
正式リリースされてからのニワカ組でございます。や、熱心にアップデートされていたことは知っていたんだけどね。
プレイし始めたのが連休前で良かった。これを時間のない時期に知ってしまったら、無事でいられたか分からない。
今回はSteam版とiOS版（iPad）のVampire Survivorをひととおりプレイした感想記事です。
Steam版は何故かF12でスクショを撮れなかったので、記事中の画像はすべてiPadの方で撮ったものです。
最近Steamの方で追加されたDLC以外は丸々そのまま移植されているようなので、特に大きな違いはないかと。
余談ですが当方は悪○城ドラ○ュラシリーズについては非常に疎いため、パロディ元に関する言及はほぼしません。ご容赦を。
いやあ、プレイしてびっくりしました。
タダ同然の値段で売られているから、説明なんか聞かずにとりあえず買ってプレイしてみろ！ と方々のレビューに書いてありましたが、その通りですね。
これに関してはほんとに説明するより実際に触ってもらった方が早い。
プレイヤーが関わるのはキャラクターの移動だけ。あとはちょくちょく取れるアイテムの選択だけすればいい。
ウロウロしている間に①大量のレベルアップアイテムを集める快感と②自分なりのビルドで無双する快感を物凄い勢いで与えられる。
これは一種のヤクなのでは……？
ゲーム体験のコアだけ削り出して尖らせた、飛び道具のようなゲームです。こんなんあっていいのか。
ハッピーターンに対する「ハッピーターンの粉だけ売ってるやつ」のようなコンセプトを感じました。そりゃ実際美味しいし、それだけ味わえるならそれに越したことはないけれど！
でもなんか……なんか！
（言いつつダラダラとプレイする阿呆の図）
①の大量のレベルアップアイテムを集める快感。
このゲームは、大挙してこちらに押し寄せてくるチマチマした雑魚敵を適当に避けたり迎撃したりしながら、ドロップしたレベルアップアイテム＝ジェムを拾ってキャラを育ててゆくのが基本となります。
この雑魚敵の数が半端じゃない。
終盤の画面はこのようになります。
やりすぎ！
当然どいつもこいつもジェムを落としやがるので、育てた武器によって勝手に倒されてゆく敵たちを眺めながら、ジリジリと移動して大量のジェムを拾い集めることになります。なんならボッ立ちでも勝手に敵が溶けてゆく。
このように護身が完成すると、画面は常時フィーバータイムと化します。
もうね、レベルアップとジャラジャラ音が止まらないんですよ。これが脳の特定の部位を全力で刺激してきます。大抵の人間はこの刺激により分泌された脳内物質に屈することになるんじゃないかな（適当）。
プレイにかかるカロリーと与えられる快感のバランスが取れていないんですよ（誉め言葉）。どう考えても。
誰かがこのゲームをパチンコに例えていましたが、多分合ってると思います。パチンコやったことないけれど。
パチンコに依存するより、セールじゃなくても500円でフルに遊べるVampire Survivorsがお得だし安全なのは間違いないんじゃないかな。
ジャラジャラ感といえば、スイッチソフトの『ラピス・リ・アビス』を思い出します。
個人的にかなり好きでした。
こっちの方がよりアクションゲームとして戦略的ではありますが、フィーバータイムに入ったときの脳内物質の種類とか出方が似ている気がします。
これもこれで隠れた名作なのでそっとオススメしておきます。セールの時にでも買えばいいよ。ライトなハクスラだよ。
あと、Vampire Survivorsで一番驚かされたのは宝箱を開ける時の演出かな。
もう「気持ちよくさせたろ」という意図を隠す気もなさそうで腹の底から笑いました。あほでしょ。
特に5枠のレアを引いた時のBGMが好きです。
文字起こしすると、
ﾃﾝ! ﾃﾝ! ﾃﾝ! ﾃﾝ! ﾃﾝ! 😲⁉
⤴🕺 ﾃﾝﾃﾝﾃﾃﾝﾃ! ﾃﾝﾃﾝﾃﾃﾝﾃ! 💃⤴
⤴🕺 ﾃﾝﾃﾝﾃﾃﾝﾃ! ﾃﾝﾃﾝﾃﾃﾝﾃ! 💃⤴
⤴🕺 ﾃﾝﾃﾝﾃﾃﾝﾃ! ﾃﾝﾃﾝﾃﾃﾝﾃ! 💃⤴
⤴🕺 ﾃﾝﾃﾝﾃﾃﾝﾃ! ﾃﾝﾃﾝﾃﾃﾝﾃ! 💃⤴
🪙🪙🪙ﾃﾝﾃﾝﾃﾃﾝﾃ! ﾃﾝﾃﾝﾃﾃﾝﾃ!🪙🪙🪙（ﾄﾞｩｰﾝ⤵）
🪙🪙🪙ﾃﾝﾃﾝﾃﾃﾝﾃ! ﾃﾝﾃﾝﾃﾃﾝﾃ!🪙🪙🪙（ｼﾞｬﾗﾗﾗﾗﾗ）
ﾃﾝﾃﾝﾃﾃﾝﾃ! ﾃﾝﾃﾝﾃﾃﾝﾃ……
ﾃﾝ!🤩 ﾃﾝ!🤩 ﾃﾝ!🤩
ﾃｨﾝ……💛💰💛
って感じですかね！
（何故あえて文字起こししたのか）
（あまりに馬鹿馬鹿しくてすきなのよ……）
②の自分なりのビルドで無双する快感。
このゲーム、基本的に「進化」させればどの武器も腐らないので、気軽にいろんなビルドを試せるのがいいんですよね。
別の言い方をすると、余程のことがないかぎりどの武器でも戦える。多少の難度の上下はありますが、まあエンドロールを見るまでなら概ねどの組み合わせでも問題ないでしょう。
最適解がないのが非常にカジュアルで優しい。
もちろんどうしようもなく使いづらい装備もありますがそれはそれ。ミスっても失われるものは大してありませんので（ワンプレイ最長30分なので時間のロスもそんなにない）どんどん知らない武器やキャラを選んでみましょう。
序盤はニンニクがオススメ。
私は個人的に斧と聖水を愛用してます。火力がいいのよ火力が。
そんなこんなで、とりあえずSteam版の方でエンドロールまで辿り着き、今はiPadでもう一度プレイしています。
どこでもサバイブできる有難さったらない。しかも無料って。あほなんじゃないかな（ありがたい）。
より手軽に時間と脳を溶かせるね！
簡単お手軽な操作でオイシイところだけ味わえる、新しいジャンルの誕生を目の当たりにしました。
実際パクリゲーが増えたそうです。そりゃ増える。
その上で結局原点であるVampire Survivorsが一番面白いのだとか。オリジナルってやっぱり強いですね。
Steamなら実績もぽこじゃか取れて楽しいですし、ちょっと気になったらすぐカートへぶち込みましょう。いいか、ウィッシュリストじゃなくてカートだぞ。間違えないでね。
以上、年末年始のチルな時間が脳内マヤクに変換された話でした。今回はここまで。
また次の日曜に。
