週報タルトトタン

よく寝て、よく食べ、日曜ものかき。

#150 - Hexcellsで六角形をツンツンおさわり

 

 つついてたんですよ……ええ……六角形をね……。

 

 こないだのSteamサマーセールで仕入れた『Hexcells』『Hexcells Plus』『Hexcells Infinite』の3本をプレイしてきました。
 今までプレイしてきた中でもダントツで中毒性が高いです。個人差はあるでしょうが、マインスイーパで休日が潰れたことのある方なら確実に虜になります。

 ここまで記事を更新できなかったのも(現在大絶賛遅刻中)(このブログは毎週日曜日に更新することになっています)おおむねHexcellsのせいです。
 いや嘘です。連休で感覚狂ってました。

 そんな事情はどうでもいいので以下本文。

 

 

 

 

【どういうルールなんですか】

 

 Hexcellsは前述の通り3作ありますが、基本的に全部同じです。やることは変わりません。

 おおむねマインスイーパのマスを正方形から六角形にしたやつ」で通じます。
 ステージが進むにつれ「この列にいくつアタリがあるか」「この範囲にいくつアタリがあるか」などの条件が増えてゆき、ピクロス的な趣が出てきます。
 まあマインスイーパピクロスも時間を忘れて黙々とやってしまう性質は同じなので問題ありません。安心して中毒になりましょう。

 

 もう一つの売りは、すべて理詰めで解けるところ。
 用意されたステージはすべて手作りです。マインスイーパでよくある「どちらがアタリか、既出の情報では確定できない」といった場面がないように設計されているので、詰まった時も「絶対にヒントがある」と信じてじっくり取り組めます。
 これが最高。運任せにならないマインスイーパと聞いてマインスイーパ好きが心躍らないはずがない。

 

 1作につき36ステージが収録されているので、シリーズ通して108ステージもの作者さん謹製パズルを味わえます。嬉しいね。
 作為的な配置からヒントを読み取れた時の気持ちよさたるや。これは一種の対話。
 絶対に分からないだろこんなの! と投げ出したくなるようなシロモノも、見方を変えたり日を改めたりすれば突破口が見えてくる。

 

 クリックミスにペナルティがないので、極論クリック連打でもクリアできますし、なんなら配置を覚えてからノーミスクリアしなおすことだってできます。
 が、作者さんが「これで分かるかな?」と忍ばせたヒントを見つけ出すのがHexcellsの醍醐味。多分。
 是非、自力で突破できるまで粘ってみてください。解法を見つけた時の喜びはきっと何にも代えがたい。

 

 ちなみに今は1作目・2作目の全実績を解除し、3作目の最終ステージ(6-5)のノーミスクリアに挑んでいます。あとはコレだけ。
 理詰めで挑もうにも途中で詰まってしまってどうにも。そのうち解けるかな。

 

 

【自動生成の沼】

 

 手作りパズルの良さを切々と説きましたが、とはいえ折角のマインスイーパ亜種なのだから無限に生成されるパズルを解きたいもの。
 3作のうち、『Hexcells Infinite』にはそのタイトルの通りパズル生成機能が付いており、無限に遊べます。
 これで初見のステージをプレイし続けられるね!

 

 あくまで自動生成なので、ヒントの背景にある作者の眼差し的なものはそんなにありませんが、難易度EASYだといい具合に漫然と解き続けられてクセになります。
 ピクロスに喩えると「完成しても絵柄は出てこないけど、プレイした満足感は一応得られる」くらいのクオリティです。これはね、質より量。

 なお、自動生成故か、EASYだとごく稀に理詰めで解けない部分が出てきたりします。HARDだと増える印象。
 割り切って挑むがよろし。

 

 ちなみに一般ユーザーが作ったステージのアップロード場なんかもあるので、作る人さえいれば質の高い手作りステージを遊び続けられます。理論上はね。
 そっちの方はそんなに覗いていません。最近気付いたので(メニュー画面をきちんと見ないユーザー)。
 Uniqueシリーズが面白かったな。

 

 

アンビエントなSE、BGM、視覚効果】

 黙々とやる系のパズルに癒し効果が付いてくると最強ということが分かりました。
 アタリではないマスをクリックすると、ピアノ等のソフトな音がポロンポロンと流れます。これがとても心地よい。
 開いたマスのオレンジ色部分は潔く砕け散ります。これも見ていて気持ちがいい。お掃除感。
 BGMもふんわりアンビエントで集中できるようプレイヤーを後押ししてくれます。

 寝る前にやるとリラックスできてよさそうなのに、軽い気持ちで立ち上げると一時間は吹っ飛ぶんだよな……劇物……。

 

 

【蛇足】

 極めてどうでもいいことですが、このゲームをボーッとプレイしているとき、クリックミスを「おてつき」と表現しようとして十中八九「おさわり」と間違えてしまうため、Hexcellsをプレイしているときの私の頭の中は「おさわり」でいっぱいです。

 

 チクショーッ今度こそノーおさわりでクリアしてやるからな! みたいなことを考えてます。

 

 ばかだね。

 

 

 

 

 といった具合で漫然と楽しんでおりました、Hexcellsシリーズ。
 バンドルで『SquareCells』『CrossCells』も一緒に買ったのですが、Squareの中盤で既に「うわコレ難しいぞ」と折れかけているので、そっちの感想は多分書かないと思います。継続してつつきますが成果のほどは未定。

 

 では、また次の日曜に。